森 一高
営業本部 第1営業部 営業2課 課長 2002年入社
北斗社員の背中を見て、
海外の仕事はかっこいいと思った。
まずは入社の経緯について教えてください。
森:学生時代、北斗でインターンシップのような形でアルバイトをしていたことがきっかけです。そのとき、いい会社だなと思ったので入社を決めました。
どういったところがいいと思いましたか?
森:世界中を飛び回って工場の設備を立ち上げて帰ってくるという、北斗の仕事がすごくかっこいいし、楽しそうだなと思ったんですよね。
入社前から仕事について詳しく知っている状態だったわけですね。
その後、入社してからはどんな仕事をされてきたのでしょうか?
森:入社してから約4年は技術者として仕事をしていました。以前から海外で仕事するのがかっこいいと思っていたのですが、入社して約3ヶ月でオーストラリアに行って新規の自動車製造ラインの立ち上げに関われたのはビックリしました。
その後、現場の仕事を覚えてから現在の営業の部署に異動されたんですね?
森:そうですね。現在は技術営業として主に大手自動車会社の案件に携わっています。そのお客様も海外に工場があるので、引き続き、いろいろな国に行くことができますよ。
どのくらいの期間、海外に行かれるのでしょうか?
森:それは案件によってまちまちですね。ただ、現在は営業担当になり、現地の工場にずっといるわけではないので、技術者よりも短めではあります。
今まで何ヶ国くらい行かれましたか?
森:6ヶ国です。技術者時代にオーストラリアに行って、営業になってからはハンガリー、インド、インドネシア、アメリカ、中国には行きましたね。
まさに世界をまたにかけた仕事ですね。
具体的な仕事の流れを教えていただいてもよろしいでしょうか?
森:まず、お客様と金額面でのやり取りをして案件を受注したら、具体的な日程表をつくっていきます。お客様に日程の確認を取りつつ、社内の各部署とも日程を調整。現場が動き始めると、工場の設備を設計して製作して現地で工事してという流れになるのですが、色々な部署が関わってくるので各所との連携が非常に大切です。各部署のリーダーを集めて話し合いながら案件を進めていきます。
仕事の成果が、3年越しに世に広がる喜び。
営業先のお客様は既存顧客が多いのでしょうか?
森:そうですね。ほぼ既存のお客様です。ただ、海外での営業では新規が増えてきていますね。自動車業界は今、過渡期を迎えていてEVメーカー様の工場も新たに立ち上がっているので、そこに私たちの実績や技術力を売り込みにいくという動きをしています。
技術者もされていたので、ときには自分で現場の仕事も
やりたいなと思ってしまうことはないですか?
森:まあ、昔はありましたね(笑)でも、時間は限られていますから、今はいかに効率よく他の人たちに動いていただくかということを考えています。
周囲の方に効率よく動いていただくために気を付けていることはありますか?
森:できるだけ早く調整することですね。上流工程で仕事を止めてしまうと全員の手を止めることになってしまいます。だからこそ、速やかに情報を流していく。ただし、混乱を招く情報はこちらで意図的に止めることもあります。A案かB案でいくとなったときにA案がほぼ確実という状況なら、わざわざB案の存在を伝える必要はないですよね。そのあたりの上流工程での情報のコントロールに気を遣っています。
仕事をしていて嬉しい瞬間はどんなときでしょうか?
森:やはり、自動車に関わる仕事なので自分が関わった車種の生産がスタートして、市場に出回っている姿を見たときは「やっと世に出たな」と大きな達成感があります。
新車種が出回るまでにどのくらいの期間がかかるのでしょうか?
森:2、3年はかかります。それだけの期間、関わっているので思い入れがありますね。
上司から受け取ったバトンを、次世代へ繋げていく。
現在、課長という役職についていらっしゃいますが、
マネジメントをする上でのこだわりはありますか?
森:そうですね。私はこの会社に入ってからずっと上司に恵まれてきたと思っています。話しかけやすくて、私のことを常に気にかけてくださいましたし、悩んでいるときは率先して導いてくれました。その恩返しではありませんが、自分も同じようにメンバーと接していけたらなと思っています。
今後の目標を教えてください。
森:今までプレイヤーとして仕事をしてきましたが、課長を任されている以上はマネジメントにも力をいれていきたいと思っています。まずは、みんなが会社にもっと来たい、職場が楽しいと思ってもらえるような雰囲気づくりをしていきたいですね。
最後に、求職者の方へのメッセージをお願いします。
森:個人的には、北斗はグローバルな仕事をしているので海外の仕事ができるというのは魅力だと思っています。仕事の規模も大きく、例えば、海外の案件では1つのプロジェクトで何十億ものお金が動くこともあります。大きな仕事ができる、やりがいに満ちた環境があると思いますよ。私もこれから皆さんがのびのび活躍できる環境をつくっていきたいと思っていますので、ぜひ、一緒に仕事をしましょう。