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北斗への入社のきっかけ

入社のきっかけは?

もともと学生時代に高専で電子制御を専攻していたのですが、夏休みに北斗でインターンを経験したことがきっかけです。一緒に現場で働いていた社員さんがヨーロッパの仕事をしていて、「トライが終わったら現場に行って据付をするんだ」などと話していて、北斗っていうのは全世界に仕事があるんだと思っていいなと思いましたね。

入社後の仕事歴について

実際に入社をして20年超、どのような仕事をしてきましたか?

入社後、現場志望だったので約3年は技術部で働いていました。仕様の取りまとめから現地の立ち上げサポートまで技術の業務はいろいろとやっていました。

 

その後、営業部からお声がかかって、営業部へと異動になりました。営業部は机上の仕事ばかりなのかと思っていましたが、実際にやってみると全然そんなことなかったですね。技術部として現場仕事をしていたかったという思いがあったのですが、いい意味で想像していた仕事と違いました。普通営業というと、最初お金の折衝をするのがメインで途中から抜けるようなイメージもありますが、北斗は最初から最後まで任されていて、最終的には現場にも行きますし、技術部の仕事に近い感じでした。

今の仕事について

営業部で、今どんな仕事をしていますか?

例えば新規案件では見積もりや提案書を出すところから始まり、時に交渉もして、案件の受注をしたら北斗内でメンバーを集めチームビルディングをします。そして、日程表づくりなどを行い、設計から実際にラインづくりまで、完成まで見届けると約2年。各部署のリーダーを集めて話し合いながら案件を進めていきますが、営業部としては全体のマネジメントの要素が強いですね。もう走り出したらやるしかないという気持ちです。
いろいろな部署が関わってくるので、大きなプロジェクトでは北斗社内でも50名ほどがアサインされます。営業部としては全体の安全管理や、移動や宿泊、ビザをとる段取りまですべてまとめて見ているのでなかなか大変です。

 

20年近くやっているといろいろな出来事がありましたね。工期内に立ち上がりそうにないとか、壊してはいけないものが悪いタイミングで壊れてしまうとか。

 

そんなときは、何かやれることを探すしかない。でも、なんとか乗り越えてきて、今に至ります。

具体的にどんなお客様が相手になりますか?

自動車会社の溶接ボディをつくるラインがメインですが、航空関係や事務用品関連などいろんな業種を担当してきました。

 

北斗では営業一課二課は国内案件がメインで、営業三課や四課は海外の案件になっています。この4月に組織が変わり私が四課になってからは、海外の案件のみになりました。国内メーカーと海外メーカーでは、仕事の仕方に大きな違いはないのですが、海外の方が全部一人で任されることが多いので、その分担当区分も広くなる印象はあります。

 

海外のメーカーは大手メーカーや新興EVメーカーなど、さまざまなメーカーが相手になります。ただ、国内メーカーがお客様でも、海外に多くの支社があるので、海外とやりとりしたり渡航したりすることも多いです。

改めて営業と技術では、何が違いますか?

営業はどうしてもお金がついてまわるので、そこが違うと思いますね。

 

責任もプレッシャーもあるので、そこはなかなか大変だと思います。一つのプロジェクトが終わると本当に安堵感があります。

 

お金を管理しなければいけないので、会社の中で儲けるところが見えるというのが他の部署とは違うんじゃないかと思います。どのぐらいの予算の案件が受注できたとか、それによって会社にいくらお金が残ったとかっていうのがわかるので、ビジネスの仕組みが見えたり、会社に貢献できていることが実感できますね。

印象的だった仕事について

印象的だった仕事は?

入社してすぐ、右も左もわからないまま担当した技術部での仕事です。オーストラリアの仕事だったんですが、仕事のこともわからないし、英語もまともに喋れないし、大変なことばかりだったんですが、なんとか乗り越えて今ここにいられているのかなと思います。

北斗の強みについて

20年以上北斗にいる森さんが見た強みは?

なんとかするということではないでしょうか。やらなきゃいけないことは、どういう手を使ってでもなんとかするところというか。

 

価格的にはフルターンキーサプライヤーとしては中国のメーカーが強かったりしますが、北斗も価格優位性はまず前提としてあって、その他は品質だったり、計画性だったり、対応力だったり、総合力が優れていると思います。

未来の仲間へのメッセージ

入社を検討している学生さんへのメッセージは?

北斗は各分野で挑戦できるフィールドが揃っているので、いろいろやりたいことがある人はぜひ来てもらいたいですね。

 

海外の仕事ができるというのも挑戦ですし、各部署で新しいソフトを取り入れたり、製造部では最新テクノロジーを導入したり、各部署技術的にも挑戦をしていると思います。

 

自分自身でも、インターンで北斗の社員さんの働きを見たときに、技術を使って海外を飛び回るような仕事をしたいと思って入社を決意し、まさに思い描いた仕事ができていると思います。

 

旅行で海外にあちこち行くのは難しいと思いますが、この仕事はいろんな国に行けるし、人のつながりが世界中にできるのが魅力でもあります。

 

パッとあげられるだけでもアメリカ、インド、インドネシア、中国、ハンガリー、オーストラリアとさまざまな国と仕事をしました。入社当初はおぼつかなかった英語も、今では普通に仕事として使っています。北斗は組織としても個人としても挑戦できるイノベーティブな会社だと思います。

代表的な1日の流れ

2002年 新卒入社
営業本部 営業部 営業四課
森 一高
Kazutaka Mori
07:00
海外顧客との折衝/仕様打合せ
10:00
朝礼、レポート作成、社内連絡、メンバーとの業務摺合せ、資料作成
12:00
昼食
13:00
資料確認、見積業務、ライン構想、折衝業務など
15:00
テクニカルミーティングに向けた事前打合せ
17:00
帰宅
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