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北斗への入社のきっかけ

入社のきっかけは?

僕は工業高校の機械科の卒業なのですが、学校に求人票が張り出されていて、そこで北斗を知ったことがきっかけです。年間休日の多さと給料の多さ、自動車の生産設備をつくっているというあまり聞いたことがない業務に惹かれて入社を決めました。

 

僕自身は同じことをずっとやるのが苦手なタイプで、自動車の生産設備をつくるとなったら、車が出るたびに違うことができるかな、と思ったのがありましたね。

入社後、
実際の仕事をしてのお気持ち

実際に入社したときのお気持ちは?

入社当初、僕は組付で希望を出しました。最初配属されたのも組付だったんですが、モノをつくるのが好きで、組付は実際に部品を触ったりボルトを閉めたりとモノづくりにダイレクトに携われるので、自分に合っていると思いました。

 

自動車の生産設備などは見たことがなかったので、ラインができてだんだん形になっていくのを見るのが楽しかったという記憶はありますね。

今の仕事について

今、どんな仕事をしていますか?

今も入社当時と同じ組付課ですが、少し仕事内容が変わっています。

 

北斗の組付には一課から四課まであるのですが、大きく分類すると一課二課は設備を組み立てていく仕事で、三課が調整をする仕事、四課が購入品や部品、外注業者の管理などの仕事をしています。入社から1年半は一課、そこから今に至るまで三課にいて、設備の精度を保証するために測定と調整作業を行っています。

 

一課二課は設備全体を形にしていくので達成感は大きいですね。三課は管理の意味合いが大きいですが、設備の要だと思っています。不具合が見つかることもしょっちゅうで、その場で部品を削ったり、内容によっては設計に戻して形を変えてもらったりもします。

 

入社から20年ほどずっと組付ですが、北斗では多くのメーカーとの取引があり、毎回違う設備の製作になるので飽きることがありません。

実際に組付課ではどんな作業をしていますか?

組付の大きな流れとしては、一度北斗の工場でラインを組み立てて検証し、解体して運び、お客様の工場で並べ直して、最終的に動くか確認して作業が完了します。

 

例えば1つのラインであれば一度北斗の一課二課で組み立てるのに約2ヶ月、三課四課が検証するのが約1週間、解体するのに1〜2週間、お客様の現場で組み立てるのに2週間といった形です。海外なり国内なりお客様のもとへこれら生産ラインのパーツを運ぶまでの監督作業も組付課の仕事です。

 

1ラインを積み込むのに10tトラックを20台くらい使うくらい、大掛かりな仕事です。国内はこの10tトラックを使いますが、海外は基本的に船便のコンテナを使っています。例えばアメリカだと到着まで2ヶ月を要するくらい、スパンも長い仕事になります。

マネジメントする立場として心掛けていることは?

組付として設備の要に携わっているので、その気持ちの持ち方を教えています。一番重要なポジションであり、ミスが許されない立場なので、マニュアルをつくったりしてその心構えを下の世代に伝えています。

 

ミスは無くならないことを前提に、絶対に担当以外の他の誰かが確認をするようにも体制を整えていますね。

 

今後はどちらかというと取りまとめていく側になってくると思うので、優秀な人材を育てていきたいです。簡単にいうと何でもできる人材を育てたい。組付一課二課ができるようなこともできて、整備保証をする上でロボットの操作をすることもあるのでロボットの操作もできるようなオールマイティな人材に育てたいと思いますね。

印象的だった仕事について

印象的だった仕事は?

入社4年目に、初めて関わるお客様の案件で行った業務測定の仕事です。

 

1人で測定の業務に行き、その結果は後日お渡しする予定だったのですが、突然課長さんが出てきて、「今すぐプレゼンしてくれ」と言われ、慌ててその場で資料にまとめて、大人数の中でプレゼンしました。結果、その課長さんにご満足いただけて、「次からもお願いします」と言われて嬉しかったですね。仕事を始めて4年目で、まだ自信がないくらいの時期だったのですが、少し自信がついて大きな転機になりました。

達成感を覚えた経験は?

自分が精度保証をした設備で、製品が製作され形になっているものを世の中で見たときには達成感があります。手掛けた生産設備の車が世に出るまでに大体2年くらい掛かるんですが、それを見たときに「ああ、あれ納めたな」という感慨があります。20年やっていると、こういうことに遭遇する機会は結構ありますね。

北斗の強みについて

20年以上北斗にいる五藤さんが感じる強みは?

フルターンキーサプライヤーとして海外にも拠点があり、1つのプロジェクトに他拠点も参加し、横のつながりを大切にしながら業務を遂行していくところが強みだと思います。国内では北斗のような企業はないと思います。

 

海外の競合と比べての強みは、品質だと思います。競合は工事納期が間に合わなかったりしていますが、北斗はちゃんとした形でお客様に渡せていて、納期に対するコミットメントと品質が違うと思いますね。

未来の仲間へのメッセージ

入社を検討している学生さんへのメッセージは?

北斗ではいろんな部署との関わり合いをもって、1つのプロジェクトを進めていきます。

 

自分を成長させたい、何かにチャレンジしたいなどの気持ちをもった向上心のある人は、ぜひ北斗に来てほしいと思います。僕はここで20年働いていますが、プロジェクトの度に新しい世界が見られて飽きることがなかった。チャレンジ精神があってやる気に満ち溢れている方、一緒に働きましょう。

代表的な1日の流れ

2005年 新卒入社
製造本部 製造部 組付三課
五藤 佑一
Yuichi Goto
08:30
朝礼、KYM、メール確認
09:00
検査業務(測定用のデータ作成、測定&調整作業、ユーザー提出用データの作成など)
12:30
昼食
13:15
検査業務(測定用のデータ作成、測定&調整作業、ユーザー提出用データの作成など)
17:30
帰宅
RECRUIT